好きな曲を聴いていて、「このフレーズを楽譜に残せたら」と感じたことはありませんか。以前は、音を一つひとつ聴き取って書き起こす方法が一般的で、時間も根気も必要でした。しかし近年は、音楽解析技術の進化により、音源を読み込むだけで自動的に譜面化できる便利なツールが登場しています。
本記事では、無料から使える自動採譜アプリやソフトを中心に、iPhoneやAndroidで利用できるサービスやソフトを厳選して紹介します。楽器練習や耳コピ、作曲のメモなど、さまざまなシーンで役立つツールを初心者にも分かりやすく解説しますので、自分に合った採譜方法を見つける参考にしてみてください。

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目次
Part 1: 採譜とは?
音源をもとに楽譜を作成する「採譜」は、音楽制作や練習で役立つ手法です。従来は耳コピで手作業が主流でしたが、最近はAIや専用ツールが進化し、音源を自動解析して楽譜化できます。音源ファイル(MP3/WAVなど)を取り込み、AIが音符やコード、リズムなどを解析し、楽譜を自動生成します。精度や対応楽器・ジャンルはツールごとに異なりますが、難しい曲でも素早く譜面化できる点が大きなメリットです。
Part 2: 無料で使える自動採譜アプリ&AIソフト5選
| ツール名 | 利用環境 | 対応言語 | 主な機能 | 価格プラン | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TopMediai (AI音楽生成) | ブラウザ(Webアプリ) | 日本語、英語など多言語 | AI作曲&音源→譜面生成、ステム分離、AI 音質向上 、音源をMIDIに変換 | 無料プランあり(有料プランも) | 高精度解析、直感的な操作、AI作曲対応 | 高機能だが無料版は制限あり、ネット接続必須 |
| Chord Tracker | iPhone、iPad、Android | 日本語、英語 | 楽曲内のコード進行解析・表示 | 無料(アプリ内課金あり) | シンプル操作で無料、コード解析精度が高い | ストリーミング非対応、ドラムやベースは非対応 |
| Chord ai (コードAI) | iPhone、iPad、Android | 日本語、英語など | AIコード認識、ビートトラッキング | 基本無料(月額課金あり) | オフライン利用可、複雑コード対応 | 高度機能はPro版要購読、一部コード精度課題あり |
| MIDI楽譜 | iPhone、iPad(Androidアプリ版あり) | 日本語、英語など | MIDIファイルの譜面表示・同期再生 | 無料(アプリ内課金あり) | MIDIの楽譜化が手軽、再生と譜面が同期 | MIDI以外の音源には対応せず、iOS版は有料機能あり |
| ScoreCloud Express | iPhone | 日本語、英語など | 鼻歌・録音を楽譜化 | ¥500(アプリ内課金あり) | 演奏/歌唱を瞬時に譜面化、クラウド同期 | iPhoneのみ、課金が必要、精度や安定性に不満の声も |
1 ブラウザやアプリで自動採譜ができる「TopMediai」
TopMediai AI音楽生成は、AI技術で楽曲を自動生成・編集できるWebプラットフォームです。歌詞やテーマを入力すればAIが著作権フリーの音楽を作曲し、その音源から自動採譜できます。生成・解析機能が一体化しており、音楽制作から採譜までワンストップで行えるのが特長です。以下のような多彩な機能も備えています(AIカバー、AI作詞、音質向上など)。基本機能は無料で使えますが、高度な生成や曲数追加には有料プランが必要です。
TopMediaiで自動採譜する方法:
ステップ1. TopMediai公式サイトにアクセスする。
TopMediai AI音楽生成 ― 作曲から自動採譜まで対応
歌詞やキーワードを入力するだけでAIが楽曲を生成し、作成した音源をもとに楽譜を自動生成できます。採譜作業を効率化したい初心者からクリエイターまで幅広く活用できます。
ステップ2. 「歌詞」「説明」「画像」の3つの作曲モードから目的に合ったものを1つ選択し、楽曲の歌詞やタイトルを入力(または自動生成オプションを選択)したうえで、ジャンルやスタイルを指定する。

ステップ3. 「生成」ボタンを押すと、AIが自動で楽曲を作成する。プレビューで音楽を確認できる。
ステップ4. 「MIDI」ボタンにカーソルを合わせ、「楽譜をダウンロード」をクリックすると、数秒で自動的に楽譜が生成され、MIDIやPDF形式で出力できる。

▶️ 上記の手順で生成された楽譜の例

▶️ Topmediai AI音楽生成で作成した歌詞動画
利用環境:ブラウザ(Windows/Mac/Linux)
対応言語:日本語、英語など(多言語対応)
主な機能:AI作曲、ステム分離、音源→楽譜自動生成、AI 音質向上 、音源をMIDIに変換
価格プラン:無料プランあり(一定量の無料クレジット)。有料プランは月額制でクレジット追加など
メリット:高度な音楽解析で精度が高い。UIが直感的で初心者も扱いやすい。作曲から編曲、譜面生成まで対応可能。
デメリット:無料プランは制限付き。有料プランなしでは長時間の曲作成や連続利用が難しい。インターネット接続必須で、生成までに数秒~分かかる場合あり。
URL:AI音楽生成
2 Chord Tracker
Chord TrackerはYamahaが提供する無料アプリで、スマホ内の曲からコード進行を解析します。曲を再生すると自動でコードネームを表示し、ギターやピアノ用のタブ譜/五線譜表示にも対応します。テンポやキー変更、リピート再生など練習に便利な機能も充実。演奏しながらコードを確認できるため、ギター練習や耳コピに最適です。

利用環境:iPhone、iPad、Android(音楽再生可能なスマホ)
対応言語:日本語、英語
主な機能:オーディオファイルのコード進行自動解析・表示、テンポ/キー変更、コード編集、楽器連携機能など
価格プラン:完全無料(アプリ内課金無しで基本機能が全て利用可)
メリット:無料で高精度なコード解析が可能。操作がシンプルで使いやすい。作成コードの保存・共有や、対応楽器との連携も容易。
デメリット:Apple Music等のDRM付楽曲やストリーミング曲は解析不可。ベースやドラムといったパート分離機能はない。全コードが必ず原曲通りになるとは限らない点に注意。
URL:https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/pianos/apps/chord_tracker/index.html
3 Chord ai (コードAI)
Chord aiはAI技術でコード進行を認識するスマホアプリです。録音やマイク入力、ファイル再生から瞬時にコード譜を生成し、ギター・ピアノ・ウクレレなど複数の楽器に対応します。オフラインでも動作し、メジャー・マイナーコードから複雑コード(7th・sus系など)まで幅広くカバー。ビートトラッキングや歌詞認識機能も搭載しています。基本機能は無料で使えますが、Pro版(月額約¥1000)で更に高度なコード認識・パート分離などが利用可能になります。

利用環境:iPhone、iPad、Android(オフラインでも使用可)
対応言語:日本語、英語など約20言語
主な機能:AIによるリアルタイムコード認識とビート解析、録音・ファイル読み込みからのコード譜生成、歌詞認識、パート分離(ベース/ドラム/ボーカル等)
価格プラン:基本無料(広告なし)で多くの機能が使える。プロ版は月額¥980(年間¥6980)
メリット:オフライン使用可能で手軽にコードを取得できる。複雑なコードや複数楽器にも対応。生成したコード譜はPDFやリンクで共有可。
デメリット:完全な精度を期待すると課金が必要な場合もある。YouTube連携は最近仕様変更で制限あり(レビュー参照)。UIの英語・広告表記が混在することがある。
URL:https://chordai.net/
4 MIDI楽譜
MIDI楽譜は、MIDIファイルを読み込んで五線譜表示するアプリです。再生中の音符に連動して画面上の譜面がハイライトされるため、ピアノ練習や譜面確認に便利です。曲ごとに複数トラックを指定可能で、ピアノパートだけ抽出して見ることもできます。iOS版は無料で基本機能が使え、アプリ内課金でPDF出力やループ再生などの追加機能をアンロックできます。Android版の「Midi Sheet Music」も同様のMIDI→譜面機能を無料提供しています。

利用環境:iPhone、iPad(Apple製品)およびAndroid端末(別アプリ)
対応言語:日本語、英語など(日本語UIあり)
主な機能:MIDIファイルの譜面化・再生。ト音記号・ヘ音記号同時表示、トラック毎選択、テンポ変更、移調機能など。同期再生で演奏を視覚的に確認できる。
価格プラン:無料(アプリ内課金で広告除去やPDF出力等)
メリット:MIDIを楽譜で表示できるシンプルかつ無料のツール。再生中にノートをハイライトするので耳だけでなく視覚的にも学習できる。
デメリット:MIDIファイル専用で、オーディオ音源には対応しない。大量のMIDIデータでは読み込みに時間がかかる。iOS版は稀にデータ消失の報告あり(レビュー参照)。
URL:https://apps.apple.com/jp/app/midi-%E6%A5%BD%E8%AD%9C/id797590911
5 ScoreCloud Express
ScoreCloud Expressは、歌ったり鼻歌を吹くだけで譜面を作成できるiPhoneアプリです。音声を録音するとクラウド解析され、リアルタイムで五線譜に変換されます。生成された譜面は自動的にScoreCloudアカウントと同期されるため、PC版のScoreCloud Studioでさらに編集したり共有したりできます。日本語表示にも対応。なお使用にはインターネット接続が必要で、有料(¥500)でアプリを購入する仕組みです。

利用環境:iPhone(iPad向けHD版あり)
対応言語:日本語、英語など多言語対応
主な機能:歌・演奏の録音からリアルタイムに譜面化。生成された譜面は再生や簡易編集が可能。曲データはクラウド保存され、PC版との連携でアレンジ拡張できる。
価格プラン:一括¥500(アプリ内課金で月額プラン有り)
メリット:演奏や鼻歌を直感的に譜面化できる。外出先でメロディを記録しやすい。生成譜面は他端末とも共有可能。
デメリット:分析はクラウドで行うため必ずネット接続が必要。他の音を同時に読み取るマルチ音声解析はできない。評価は賛否両論で、音拾いの精度に不満を持つ声もある。
URL:https://scorecloud.com/
Part4: よくある質問(FAQ)
1 採譜は違法ですか?
著作権のある音楽を個人的に耳コピして譜面に起こす私的利用は一般に違法とはされません。ただし、起こした譜面をSNSやネットで公開したり、販売する行為は著作権侵害にあたります。市販楽曲のコピー譜を無断で共有しないよう注意が必要です。
2 聞いた音を楽譜にしてくれるアプリは?
先述したChord aiやChord Trackerなどが代表例です。曲を流すとコード譜を表示してくれます。鼻歌から作曲するアプリ(Chordana Composerなど)や、録音→譜面化するアプリ(ScoreCloud Express)もあります。
3 音源を楽譜化できるソフトは?
デスクトップでは、ScoreCloudやAnthemScore、Melody Scannerなどのソフトがあります。オンライン/スマホなら本記事で紹介したTopMediai、Chord ai、ScoreCloud Express、MIDI楽譜アプリなどが利用できます。
4 楽譜をコピーして使っても大丈夫? / 楽譜のコピーは違反ですか?
著作権で保護された楽譜を無断で複製することは違法です。個人的に学習のため1冊所有している楽譜をコピーする「私的複製」に当たらない場合が多いので、慎重に扱いましょう。公式に許諾されたサイトや出版社販売の楽譜を利用するのが安全です。
5 自動採譜アプリでiPhoneで使えるものは?
iPhone対応の採譜・楽譜化アプリは多数あります。本記事で紹介したTopMediai(Web)、Chord Tracker、Chord ai、MIDI楽譜、ScoreCloud ExpressはすべてiPhone対応です。また、楽曲認識アプリのShazamや鼻歌認識アプリのSoundHoundもiPhoneで動作します。
まとめ以上のように、無料で使える自動採譜アプリやソフトは用途や特徴がそれぞれ異なります。曲のコード解析に特化したもの、MIDI専用のもの、AI作曲と連携する高度なものなど多彩です。目的や使い勝手に合ったツールを選び、試してみましょう。自動化ツールを活用すれば、耳コピの時間を大幅に短縮し、学習や作曲の効率が大きくアップします。
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