シチュボの作り方を、AIで台本に声と感情をつける手順で紹介します。ChatGPTで台本と演出用のPromptを整え、TopMediaiに入力すれば、自分で録音せずにシチュエーションボイスを試作できます。
今回は、幼なじみが帰り道で気持ちを伝える告白シチュボを例に進めます。恋愛、励まし、おやすみ前のひとことなど、自分の作りたい場面に置き換えて使えます。
目次
AIを使ったシチュエーションボイスの作り方
流れは、台本を用意し、スタイルと台詞のPromptを作り、TopMediaiで生成する3ステップです。今回は一人のキャラクターが聴き手に話しかける構成にし、聴き手の返事やナレーションは入れません。
1シチュエーションを決め、台本を作る
まず、誰が・どこで・どんな気持ちで話すかを決めます。今回は「少し不器用な成人男性の幼なじみが、夕方の帰り道で告白する」設定です。すでに台本がある場合はそのまま使い、ない場合はChatGPTに作ってもらいましょう。
ChatGPTへの台本作成依頼例
成人男性の幼なじみが、夕方の帰り道で聴き手に告白する、日本語のシチュエーションボイス台本を書いてください。少し不器用で照れ屋ですが、気持ちは真剣です。何気ない会話から始まり、ためらいを経て告白し、相手の返事を急かさずに終わる構成にしてください。50〜60秒程度を目標に、一人の男性の台詞だけを出力してください。聴き手の返事やナレーションは不要です。
台本ができたら、説明口調を減らし、そのキャラクターが実際に口にしそうな言葉に直します。聴き手の返事を書かなくても成立するよう、問いかけのあとに短い間を置く形にすると使いやすくなります。
2ChatGPTでスタイルと台詞のPromptを整える
台本をChatGPTに送り、シチュボ用のスタイルPromptと、感情タグ付きの台本用Promptを作ってもらいます。声質や場面の基調はスタイル側に、各台詞の感情や短い間は台本側にまとめます。
ChatGPTへの追加依頼例
この台本をTopMediaiのカスタムモードで、歌ではなくシチュエーションボイスとして生成します。①英語のスタイルPromptと、②日本語の台詞に英語の演出タグを付けた台本用Promptを別々に作ってください。声は低めで少しかすれた、若々しい成人男性一人。照れを隠す普段の口調から、真剣な告白へ自然に変化させます。スタイルには「spoken word」「single adult Japanese male voice」「silent listener」「no second voice」「no singing」「no narrator」を含めてください。BGMはなし、夕方の環境音は控えめに。台詞の前には感情や話し方を角括弧で入れ、聴き手の返答や、読み上げる演出説明は加えないでください。
演出タグは、例えば次のように付けます。タグは感情や話し方を伝える指示で、台詞として読む文章ではありません。
[Casual, slightly nervous]
なあ、今日さ、ちょっと遠回りして帰らない?
[Awkward, shy laugh]
いや、別に大した理由じゃないんだけど。
[Soft, hesitant]
こうやって一緒に帰るの、もう何回目だろうな。
今回使用したスタイルと台本は、下から確認できます。自分の作品では、キャラクターの声質・関係性・場面を置き換えてください。
今回のスタイルPromptを表示する
Japanese romantic confession situation voice, spoken word, single adult Japanese male voice, low, slightly husky, youthful and attractive. Shy, awkward but sincere personality, hiding nervousness behind a casual tone. Childhood-friend romance atmosphere, quiet evening walk home, subtle romantic tension and heartfelt confession. Natural close-mic ASMR acting, embarrassed laughter, soft breathing, slight voice trembling, smooth conversational rhythm, minimal pauses. Strictly one consistent male voice throughout, silent listener, no second voice, no replies or voice switching. Pure spoken Japanese dialogue, absolutely no singing, melody, rap or chorus. Clear dry vocals, stable timbre, no harmonies or distortion. No BGM, subtle evening ambience. 50–60 seconds, no narrator, no spoken stage directions.
今回のタグ付き台本を表示する
[Spoken Monologue - One Low, Slightly Husky Japanese Male Voice]
[Silent Listener - No Replies, No Singing]
[Casual, slightly nervous]
なあ、今日さ、ちょっと遠回りして帰らない?
[Awkward, shy laugh]
いや、別に大した理由じゃないんだけど。
[Soft, hesitant]
こうやって一緒に帰るの、もう何回目だろうな。
[Quiet, affectionate]
お前といるとさ、なんでもない時間が、すげぇ楽しくて。
[Embarrassed, trying to sound casual]
あー、もう。こういうの、ほんと苦手なんだよ。
[Lower, sincere, slightly trembling]
俺さ、ずっと言えなかったことがある。
[Brief natural pause]
[Deep, vulnerable, heartfelt]
友達のままじゃ、もう嫌なんだ。
[Soft, earnest]
お前のこと、好きだよ。ずっと前から。
[Shy, gentle laugh]
はは、やっと言えた。
[Warm, hopeful, intimate]
返事は急がなくていい。ただ、俺の気持ち、知っててほしかった。
「single voice」「silent listener」で一人語りを、「no singing」で歌唱を避ける方向を指定しています。声の表現やタグの反映には生成ごとの差があるため、完成音声を聴いて調整します。
3カスタムモードに入力して生成する
ステップ1:TopMediai AI音楽生成を開き、「カスタム」モードを選びます。
ステップ2:スタイル入力欄(「説明」欄)に英語のPrompt、歌詞入力欄にタグ付きの台本を貼り付けます。声質や性格などの全体設定と、台詞ごとの演出を分けて入力してください。
ステップ3:必要に応じてタイトルを入力し、「生成」をクリックします。今回のタイトル例は「遠回りの帰り道」です。
TopMediaiで生成したAIシチュボ
完成したら、声が途中で変わらないか、告白までの感情が自然につながるか、台詞が抜けていないかを確認します。今回の例では、告白前の短い間と、最後の「知っててほしかった」の柔らかさが聴きどころです。
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AIでシチュボを作るならTopMediai
TopMediai AI音楽生成は、テキストから音声を生成するブラウザツールです。今回のシチュエーションボイス制作では、カスタムモードに台本と演出の指示を入力し、一人のキャラクターが聴き手に話しかける作品を作りました。
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自分で収録せずに試作:マイクで台詞を録音しなくても、台本とPromptから音声を生成できます。
声と感情を文字で指定:低めの声、照れ、ためらい、優しい語りかけなど、作品の方向をPromptで伝えられます。
場面の音も指示:雨音や足音、控えめなBGMを加える指示や、今回のようなBGMなしの指定もできます。
単人独白は自分の音色も活用:カスタム音色に対応し、自分の声を使った一人語りも試せます。使用する声の許諾は事前に確認してください。
商用利用にも対応:生成したシチュボは、利用プランの条件に沿って動画投稿や販売にも活用できます。
最初は今回のような1分前後の場面で、声質や演技の仕上がりを確認するのがおすすめです。長い作品を作る場合も4分以内を目安にし、利用モデルの最大時間と消費クレジットを画面で確認してください。
AIシチュボがうまく生成できないときの対処法
1台詞が歌になってしまう
スタイルに「spoken word, spoken monologue, no singing, no melody, no rap, no chorus」を入れます。台本に「Verse」「Chorus」などの歌曲タグは使わず、BGMの指示も減らしてください。まずは声だけの短い台詞で試すと、問題を切り分けやすくなります。
2感情が大げさ、または棒読みになる
全編を「dramatic」「intense」にせず、「subtle」「restrained」「natural」のように抑えた演技を指定します。逆に平坦な場合は、告白前だけ「nervous」、告白の台詞だけ「sincere」のように変化を付けます。一つの台詞に多くの感情を詰め込みすぎないことも大切です。
3別の声やナレーションが入る
「single consistent voice, silent listener, no second voice, no replies, no narrator」を明記します。台本から聴き手の返答や第三者の説明を削り、話者は一人に統一してください。途中で声が変わる場合は、台本を短くして再生成します。
4演出タグまで読み上げる
「no spoken stage directions」を加え、台本内のタグを短くします。声の性格や場面説明はスタイル欄に移し、台詞の前には必要な感情や間の指示だけを残してください。
5BGMや環境音が声を邪魔する
「clear foreground voice, very quiet ambience」と指定して声を優先させます。BGMが不要なら「no BGM, no background music」を明記します。環境音も不要な場合は「no ambience, voice only」に変更し、音楽や場面音に関するほかの指示を削除します。
シチュエーションボイスの作り方に関するFAQ
1シチュボは無料で作れますか?
TopMediaiの無料体験で音声生成を試せます。無料枠や対象モデル、保存条件は利用画面で確認してください。短い台本を用意して、シチュボを無料で試すことから始められます。
2自分の声でシチュエーションボイスを作れますか?
単人独白ではカスタム音色を使った制作に対応しています。今回のように一人が語りかける台本で試せます。ただし、複数人の会話に役別のカスタム音色を割り当てることはできません。
3BGMなしで声だけ生成できますか?
Promptで「no BGM, no background music」と指定できます。今回の例はBGMなしですが、夕方の環境音は残す指示です。背景音を一切入れたくない場合は環境音の指定も外し、「voice only, no ambience」を加えてください。生成後に不要な音がないか確認しましょう。
4作ったシチュボをYouTubeに投稿したり販売したりできますか?
TopMediaiは生成音源の商用利用に対応しています。投稿・販売前に、利用時点のプランとライセンス条件を確認してください。他人の台本や音声を使う場合の許諾は別途必要です。配信先が定めるAIコンテンツの表示ルールも確認しましょう。
5耳元でささやく音声やバイノーラル音声も作れますか?
「soft whisper」「close-mic」のような指示で、近くで静かに話す表現を試せます。ただし、近接感のある演技と、左右の耳の位置を再現するバイノーラル音声は別です。今回のPromptにある「ASMR acting」も演技の方向であり、精密な左右定位やバイノーラル収録を保証するものではありません。
まとめ
AIを使ったシチュエーションボイスの作り方は、台本を用意し、ChatGPTでスタイルと台詞のPromptを整え、TopMediaiのカスタムモードで生成する流れです。まずは一人のキャラクターが語りかける短い場面から、声と感情の仕上がりを試してみてください。
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